kernelのOopsはBIOSのアップデートをしたら出てこなくなった、元々CPUのモデルナンバーが認識できていないことを解決するために実施したんだけど、なんでこれで問題が解消したんだろ...。
本題、今回の再構築時ffmpegでh264の動画を吐けるようにしたので、PSPの画面サイズである480x272の動画が書き出せるようになった。というわけで、16:9のアニメの場合(対象タイトルのリストを作成し、変換時にそれとファイル名のマッチングを行う)、ffmpegのオプションで動画コーデックにh264を使い、画面の上下それぞれ58pixel削るように指定。
画面の上下を削るのに-croptop, -cropbottomを指定しているけど、これ画面サイズ(-s)のオプションよりも前に指定しないといけないらしい。
確認はできたので、ご愁傷さま二ノ宮君を変換してテスト、変換して観れるんだけど、なぜかエンディングの途中でエラーを起こす。ちなみにシーンサーチでエラーを起こすポイントより先は見えるしそこまで飛べば観れる。まぁしばらく使って頻度をチェックするべさ。
ffmpeg -y -i "input.mpg" -title "title" -bitexact \ -vcodec h264 -coder 1 -g 240 -vlevel 13 \ -croptop 58 -cropbottom 58 -s 480x272 \ -r 29.97 -b 1500 -acodec aac -ac 2 -ar 24000 \ -ab 64 -f psp "output.mp4"
1巻の頃は、これでどんな話を展開していくんだろうと買っていながらも不安でしょうがなかったけど、前巻ぐらいからキャラの役回りとかはっきりして話もおもしろくなってきた。それに伴いぽぷらがどんどん目立たなくなっていく。まぁそれでいいけど。
当初の予告から2ヶ月遅れ、しかも台風の中デモ展示会に青山へ行ってきた。13時からの方には間に合わなかったので、14時頃に15時からのがやっているか聞こうと行ったらそのまま一対一で話したり触らせてもらった。
実物を生で見た外見の印象はまぁWebで見た印象と変わらず。装着した外見は確かにどこか不自然な感じはある、これは頭部とレンズの間にスクリーンがあってそのユニット分(厚さ1.5cm強ぐらい)のすきまがあるからなんだけども。とはいえ、今までのHMDに較べれば天と地ほどの差はあるし、これがHMDと知らなければ、"ちょっと変かな"という印象で終わる程度ではある。
スクリーンは、両眼式ということで、左右の目の前にあるスクリーンの像を焦点を意図的にスクリーンよりもずっと向こうで結ぶように目のピントをずらしてあげる必要がある、これがわりと難航した。担当の方にも言われたけど「合わせようと思わないで下さい」という感じでリラックスして眺めているとそのうち合うようになってきた。
ピントが合うようになってくると、"向こうに映画のスクリーンがある"感覚で画面を見れるようになった。掛けたすぐの時は画面小さいなぁと思ったけど、納得。映画館で後方から最後列あたりからスクリーンをみている感覚かな。両眼式のHMDなので、単眼式のように左右でピントが異なって疲れるという事もないし、スクリーンの向こうの景色がまったく見えないのでとても鮮明に、かつ疲れずスクリーンの動画が見れる、重さも特に感じるほど重いと言うほどでもないので1時間強ぐらいは問題無いだろう。
実際に掛けた場合、左の画像のように両目の真正面にスクリーンの屈折レンズがある構造になっている(画像がボケまくりですみません、写真中央がスクリーン、右側が投影ユニット、スクリーンとユニットの間の白い透明なのが眼鏡のパッド)。画面の輝度を確保するために透けない構造になっているため、電源を切っていても当然向こうは見えないようになってる。というわけでさすがに歩きながらこれを掛けるのは無理ですが、横目で外部の状況がすぐに確認できるので、何も見えない不安とかが無いのでは。目だけ下に動かせばノートPCを使うことができる程度には視界はある。
T4-N自体についてはこんなところ。後はこの何ヶ月か聞きたかった今後の展開。やっぱり、「この形でカメラと傾きセンサ付けられませんか?」とか「スクリーン透過式、もしくは単眼式でこの形は?」とかそんなことを聞いてみた。正直驚いたのは、向こう側が既にそれらの手を進めているということ、やはりカメラ入れたりとかそういう要望は来ているようだ。実現可能性自体は正直物理デバイスについて詳しく無いのでどの程度なのかはわからないけど、手がける意志やその必要性を認識されているように受け取れたので期待できそうだ。何年かかるかわからないけどwktkしながら待とう。「これからですよ」と担当者の方が言われたのがわりと印象的だった。
iPodのおかげで外で動画を観る人が増えてきたので、HMDの市場自体はこれからも大きくなるらしい。おかげで、その派生でアーギュメンテッドリアリティ(最近の言い方だとミックスドリアリティ)向きな製品開発も昔より展望は明るいそうだ。
T4-N自体は電脳メガネには程遠いというか全然違う製品だけど、この先確実にそれを目指した製品が出てくるようで嬉しくなってきた。