金曜の夜はゲームセンターCX観ながら再度入稿準備、その後家を出る時間まで旋光の輪舞のストーリーモード、本当は寝るつもりだったんだけどなぁ。で午前5時半ぐらいに家をでる。
7時過ぎにテアトル新宿に到着、大学の時の先輩方と合流してそのまま整理券待ちの列に並ぶ。
一旦家帰って寝た後、高円寺のufotable cafeへ。ほとんど真っ当なお店、でも中二階にufotableの原画が展示されてて面白かった。トリスティアもここだったのか、まなびがちょっと楽しみになってきた。その後中野まで歩いて初めての中野〜。そしたら二人組みの路上バンドがアニソンのギターアレンジを演奏してた、良い街だ>中野
土曜の朝から整理券待ちをしていたイベント、っていうか時をかける少女は初めて観る。
映画の感想は、...趣味に合わなかったなぁの一言に尽きるのかしら。じゃないな、自分の求めた展開と違った、か。1/4ぐらいまで観てる時に、恋の二者択一なのかなぁと思ってたらどうも違う方向へズレていって、ラストが納得いかなくて完全に消化不良。
観おわった後、細田監督と小黒さんのトークショーだったけどほんとど聞いてなくて、ひたすら「評価の高いこの作品に自分がなんでこんなに惹かれないんだろう」と延々と考えた。なるほどと思ったのは、マルチエンディングのゲームに慣れるからじゃないかという先輩の話だった。確かに自分が好きじゃない展開を許容する限度が明らかに狭いなぁと思った。
ラストの展開が納得いかないという話。あのラストがハッピーエンドといわれてるけど、自分にとっては「未来に希望が繋がる」というまとめはノーマルエンドよりも格下ぐらいの評価で「具体的に結実したところを描く」ことをしてこそハッピーエンドという感覚があるので、望んだハッピーエンドと違っから納得いかなかったんだろう。
あと、トークショーの時にも話しがあったけど、「映画そのものの感想以外に自分の青春・学生時代と重ねたという感想がとても多かった」ということだった。一緒に行った先輩もそういう見方を教えてくれた、むしろ話の展開はベタベタだからそういうファクターの方が大きいんじゃないかとも言われてた。そういうところは確かにありそうだとは納得。自分は学生時代の思い出を思い返すということが全然無かったけど。
自分が全く学生時代のことを思い返さなかったのは、恋愛要素がほとんど絡まなかったせいだろう。ToHeart2の学校生活描写があんなに自分の琴線と触れたのとはえらい違いだ。も一つ、その日に買ったいばら姫のおやつの方が痛かったのを考えると、「時かけ」で描写される学生生活は自分が暮らした青春や望んだ青春と遠すぎた(むしろエロゲの方が近い)ということなんだろうなぁ。それと、細田監督がこの作品を好きでリメイクした作品であること、結構観客の平均年齢が高いこと(映画館での印象)を考えるとジェネレーションギャップなのかはわからないけど、自分よりも年上の人たちの方が琴線に触れやすいのかもとも言われたり。
アニメーションとしての評価はとても高いので、細部を確認するためにももう一度観たい。
イベントでは最後に実写版時をかける少女(83年)の上映もあった。話は、古臭さ以外に全く回収されない伏線、無駄に怖い人形と時計屋の親父とか微妙な点が多かったけど、まぁ寝ない程度には観れた。原田知世ハァハァ(そこかよ