カラーの印刷物を作成する際、CMYKはどうも避けては通れないようなので、同人誌の表紙をカラーで印刷するために色々調べたりしてた。(今そんな余裕あるのかよなんてツッコミは自分でもしたくない
GIMPのCMYKサポートプラグインで、CMYKのTIFF画像を作ってみて色の変わりように驚いてこりゃちゃんと考えないとなぁと思った。で、どうやらCMYKはRGBより表現できる色域が狭い(wikipedia)らしいということはまぁ納得した。
じゃあ色を塗る際、CMYKを基準に色を選べばそれで済むんだろうと考えてたら、CMYK-RGBの変換式は単純で、この式からだけじゃそんなに差があるように思えない(ちゃんと計算してないんでひょっとしたらあるのかも...)。どこで差が出るのか考えてみたら、CMYKプロファイラで印刷対象のプロファイルにどれを選ぶかで変わることに気がついた。っていうかseparateプラグイン使うとき選んでんじゃんorz。
でもphotoshopでCMYKカラーを選択する時ってCMYKプロファイルをいちいち選択しているようには見えないんだけど、デフォルトで適当なプロファイルを見てるのかしら。
というわけで、色塗るときはCMYKで表現できる色域に気を付けないと危険ね、という覚書。
どうもフリーなソフトでCMYKの画像を吐けるのが無さげなので、印刷する際は「GIMPで描く」→「separateプラグインでCMYKの色合い見ながら調節」→「キンコーズでphotoshop使って最終出力」とかそんな工程を踏みそうな予感。
CMYK画像の件の続き、GIMPではPSDファイルの保存の際、CMYKは選択できない。まぁ保存する際に、RGBで保存されているであろう色情報をGIMPのRGBからCMYKへ変換する関数を使って、CMYK画像であることをファイルに突っ込めば完了(のはず)。で、作業中はCMYKで表現できない画像を選択しない(できない)ようにすればいいのだろう。photoshopはCMYKカラーモードの時にCMYKで表現できない色を選択すると警告が出るらしいので、GIMPでもそういうの実装すりゃいい。
まぁCMYKに変換するならプロファイルとかも考慮できるようにしないと印刷用としてはあんまよろしく無いんだけど、GIMPの環境設定でRGB、CMYK、モニターのカラープロファイルを選択できるのでこの辺使ってどうにかできるんだろうなぁ。どうにかしたい、今は無理だけどorz