最近は、仕事でも家でもプレッシャーがかかってる状態だったので、気分が滅入ってきてしまってたようだ。というわけでガス抜きに違うことをやってみようといくつかのOSSプロジェクトのGoogle Summer of Code 2006対応を調べてみたり。まぁ単にgimp-developer MLで盛り上がっていたからっていうだけですが。
さすがに全部を見る気は無いので、目についたモノをピックアップする。
DBusを介してGStreamerを使ってるアプリの音量調節やらの設定を変更するGSmartMix、スキャニング関係のAPIの整備GnomeScanning、Nautilusのエンブレムのようにタギングを行うEmblemTags、ってこれ前にtagging-uiって形で見たなぁ。Tomboyは簡単なメモ帳をネットワークで共有するアプリ、でもってPangoで縦書の実装VerticalWritingForPango
なんかML読んでると何をするのかやっと決まったことっぽいんやけども、まぁいいや。wikiを見る限り、plugin回りが多いかな。とはいえ、Vector layerとかVanishing point cloningといった機能も上がっているのでこの辺の経過が楽しみ。
しかし、ruby bindingって、ruby-gimpの事知ってて書いてるのかなぁ。あと、SoCとは関係ないけど、GIMP Developmentのトップページがよくなってて驚いた。
PDFやEPSファイルの入出力、SVGフィルタや外部CSSファイルのサポート。ビットマップファイルの扱いの改善、文字ツール、色調節ダイアログといったUI周り。
Pythonのコアに関するものだけだと思ってたら、モジュールとかも含まれるのね。SciPyへNeural NetworkやSupport Vector Machineのライブラリを統合したり、YAMLパーザーの開発とか、Python for Eclipse、python用デバッガーがおもしろそう。
Adobeのlinux用ICCプロファイルがあることを初めてしった、こんなん出してくれてたのか。
Gimp-2.3.xの環境設定ではRGBとCMYKのカラープロファイルが設定できるようになっているんですが、それが何に使われているのかいまいちわからない。
結局CMYKを明示的に出力するには、2.2.x系で上のプラグインを使わないといけないっぽい。出力したファイルをimagemagickで見ると、RGBになってるんだけど、これでいいのか?それともいけないのかさっぱりだ。
そして、CMYK変換した画像の色の変わりっぷりを見て愕然とした。
2.2.10のソースを見たら、gimp_cmyk_*て関数は、CMYKでの色選択ダイアログ以外からはほぼ呼ばれていない、あとはpsdファイルのcmykをrgbに変換する為に呼ばれている。つまりは、cmykでの出力はされていないってことか、むがむが。っていうかseparateのプラグインを読めばええんやった。