VineSeedのsrc RPMパッケージを利用してGNOME2.12をつっこんだ。gnome/source上にはtarボールがあるけど、Vineでrpmパッケージの無いものはとりあえず、保留したり、scrollkeeperのパーミッションがどうこうとうるさかったりでただただ面倒くさい作業が多かったけど、とりあえず一通り入った。
やったことは、まず、GNOME 2.8のリリースノートのインストールガイドを参考にしながら、ftp上のパッケージのタイムスタンプを眺めたり、Vine上のGNOME関係のパッケージを眺めながらインストールするものを決める。GNOME2.8のリリースノートを参考にしているのはGNOME2.10以降のリリースノートではインストールリストが無いから。LiveCDが用意されていたり、GARNOMEを使うように書かれているけど、そっちがよくわかんなかったので、根性でつっこむことに。
次に、tarボールをFTP上から落としてきて、vineから該当するsrc rpmパッケージを落としてきて、Sourceで落としてきたモノを指定する。基本的にマイナーバージョンアップなのでひっかかることはあんまり無い。んが、いくつかのパッケージでpatchが当たらなかったり、解消できそうにないもしくは面倒くさい依存関係が出たりでちまちまとspecファイルを修正することになった。
その関係で、evolutionに関するパッケージは全部入れてないし、gtkもダイアログウィンドウの影を表示するパッチをはずしたりした。
後、大きな問題はgtk2に依存したfirefoxがついに起動しなくなったことか、これはまだ問題を調査していないからなんともいえないけど、とりあえずgtk1を使ったパッケージを日本のmozillaんとこから持ってきて回避。そのうち調べよう。
GNOMEをほぼ1から再構築するのは2.4以来だったけど、前に比べると入れるべきパッケージ数が少なくなった気がする。
バージョンアップしてよかったのは、nautilusがかなり使いやすくなっていること、後軽くなった気もする。デフォルトのマルチメディアプレイヤーになったtotemもUIは洗練されてきた感じ。何より、gtk+2.8に上げたおかげでcvs headのGIMPで落ちなくなった。多くの細かい改良のおかげで2.10に比べて一段と使いやすくなってる。
まぁなんでいきなりGNOME2.12インストール作業なんてやってたかって、mixi経由で相花さんのblogを見つけたからなんだけども。