先月末に購入したEPSON GT-F500はEPSONの関連会社のアヴァシスからlinux用ドライバが出ているので使ってみたのですが、失敗。で、今日試したら使えるようになったので、そのやり方のメモ。ちなみに環境はVine Linux 3.1です。
まず、モジュールの組み込み等については、アヴァシスのダウンロードページ(ダウンロード用フォームを記入して次に進むとでてきます。)にある、ユーザガイドに沿って、カーネルモジュールの読み込み、もしくは、libusbからの読み込みのそれぞれを設定します(linux kernel2.6以上なら、libusbで)。
自分の環境では、これでも使えませんでした。そこで、次のことを行いました。etc/sane.d/dll.confを編集します。このファイル中で、で「epkowa」以外を全てコメントアウトします。「epkowa」が無い場合は記述してください。ちなみに、このepkowaはiscanをインストールすると一緒にインストールされます。
これで、iscanからもxsaneからもスキャナが使えるようになります。
iscanが使えない、x86_64環境での設定方法について記述します。環境は、SuSE Linux 9.2(x86_64版)です。
iscanは、ソースパッケージもありビルドできますが、パッケージ内にnon-freeなバイナリ(32bit)が含まれており、完全に64bitでビルドすることができず、エラーを起こします。
32bitバイナリをつっこんで、そっちでスキャンするのも一つの方法ですが、ここでは、iscanを使わない方法を記述します。
iscanの場合は、epkowaのドライバを利用しましたが、sane-backendにはsnapscanドライバがあり、これを利用すれば、GT-F500を利用することができます。
snapscanドライバのページに書かれている、「EPSON Perfection 2480」というのが、GT-F500です。設定する際は、etc/sane.d/snapscan.confに、「usb 0x04b8 0x0121」という記述があることを確認します。そして、dll.confでは、「snapscan」以外をコメントアウトします。その状態で、sane-find-scannerコマンドを実行すると、スキャナの認識をしていると思います。
これで、iscanパッケージの入れられない環境でもスキャナを利用することができます。
SEED Destinyはアスランが目立たなくなってきてから見てないのでどうでも良いんですが、よりによって後番組がBLOODなんですか...。またこう全然違うものを持ってきたなぁ。