研究室で寝てたら普通に回復。とはいっても昨日の夜ドーピングしまくったおかげなんだろうと思う、根本的な原因は体力低下か風邪なんだろうなぁ。冷房を使ってる状況下での体調管理は神経質にした方がよさげ。後は、純粋に寝不足だったのかもしれない。
なんか、webで見てるとlooking glassへの反応はいまいち微妙やのぅ(レビューは見てない)、っていうかそれよりもJavaのオープンソース化うんぬんの方に皆興味が向いてしまってる感じがする。
looking glassの持つ意味は自分はかなり大きいと思っています。それは、3DのGUIというのは将来的なGUIの移り変わりの中で必ず通る道だからです。つまり、looking glass(後、次期windowsのavalon)は新しいUIへ時代が移るための布石、つまり、2DのGUIの最終型となると考えています。
3DのGUI、つまり奥行きを持ったGUIの出現は視覚的には今までのGUIとあまり変わりませんが、入出力機器に変化を及ぼす可能性を持っています。つまり”奥行き”を自然に扱うためのインターフェースの登場です。
既存のマウスは2次元的にしかUIへのアクセスができません、そのため”奥行き”を持つ3DなGUIでは自然なアクセスはもう不可能だと思います。そこで、3DなGUIを使う人は新しいインターフェースを実装する必要が出てきます。このような観点から、looking glassや次期windowsはこの新しいインターフェースの登場を促進すると自分は考えています。
入力機器だけでなく、出力機器も3Dをフルに生かせるように進化することを3DのGUIは要求します、現状の平面ディスプレイでは結局2Dでしかありません、そこで立体ディスプレイや、HMDのような立体視、もしくは奥行きを感じることができる出力機器が必要となります。
また、looking glassの登場によってフリーなwindow systemは次期windowsと同じレベルにGUI環境を持っていくことができるようになったと考えています。
こういう考えから、looking glassや次期windowsのavalonは、31年前に作られたaltoから使われてきた2DのGUIから新しいステップへUIを移すための布石になると自分は思います。
って過大評価しすぎ?でもそろそろ3DなUIが一般的に実装される段階になるべきだと思うんよねぇ、成功するしないはべつとして、成功したらそれはそれで良いし、失敗したら、UIに関する研究の違う方法を生み出すわけだし。
先日リンクを貼った、西田亙さんの日記Module Wars - Wataru's memoで、最後にBSDとPlan9における、”でかい部分を書き換えるかどうか”の問題について触れるそうでかなり楽しみです。
西田さんがこの日の日記でリンクしているインタビューは以前”見た”(”読んだ”ではない...(泣))んですが、こんなすごい話だったとは...。むがが