タブレット PC では、xorg.conf 内でタブレットの設定を行う InputDevice セクションで、 ForceDevice オプションに ISDV4 を指定しないといけないんですが、タブレット PC の状態だとタブレットペンのボタンがペン先が接地してる状態じゃないと有効になりません。
これが使いにくいので TPCButton オプションを off にすると普通のタブレットと同じ状態になる。...はずなんですが、ならないorz
というわけで、コードを追いかけてみると、 src/xdrv/wcmConfig.c::xf86WcmInit 関数で設定の読み込み(というか内部構造体への反映)をやっているのに、 src/xdrv/wcmISDV4.c::isdv4InitISDV4 関数で設定を読み込み終わった状態で、 TPCButton を強制的に on にしてた...。
とりあえず、強制的に on にしてるところを逆に off にしたら意図した通り動いたので、これから適切な修正を検討するか。
/* linuxwacom-0.8.0-3 src/xdrv/wcmISDV4.c 178 - 179 行目 */ common->wcmTPCButton = 0; common->wcmTPCButtonDefault = 0;