Hackに関する描写がいろんな意味でとてもおもしろかった、それに会話の雰囲気もあぁもぅHackerくせぇみたいな良い雰囲気だった。話しの展開もテンポ良く進むので、ぐいぐい読んでいける、ちょっと冗長かなぁと思う部分もあったけど、余裕で許容範囲内だった。話しの背景の時代設定とか、コンピュータのデティールは結構ベタベタかなぁと思ったけど、現代と離れすぎず、無駄な情報を与えないでかつ近未来な描写する上では適していたとも思える。
話しの筋に関してはいくつか、うーんと首をひねる部分もあるけれどこの本で重要なのは、"Hack"だろうから、それを十分に生かした話しとなっているのでおーけーおーけー。読むのにかかった時間は3時間弱かしら。