qmailでメールサーバー構築して、運用してるわりにはメールの仕組みそのものについては実はよく知らない。それにbiffなんかもどういう仕組みなのかいまいちわかってない、これってヤバいよなぁ、と思った。
んなわけで、biffみたいなプログラムを書いてみようかなぁ、っていってもメール到着アプレット(GNOME2用)を作ってみようって話なんやけどね、sylpheedは外部プログラムを設定できるので、そっちにも対応できるような形のを作ってみたい。
そんな言葉があるかどうかは知らないけども、こうやってやりたいことなんかが一杯思いついたり考えついたりすることは多いけれども全然実行できていない。よく時間がないとか、やらなきゃならん事が多すぎてできないとか言うけれども、そういう以前の問題のような気がする。どうも思いついたりしたときがやる気の一番ピークの時で、後で思い出したり、メモを見たりしても以前程のやる気が出てこないからって気がする。で、それなら思いついたときやればいいじゃんっていうことになるけども、思いついたときってのはだいたいそれ以外にやるべき事があるときだったりすることが多い(だからメモするわけで)。
どうにか現状を打破したいわけだが、やりたいことリストを作るとか、やるべきことが終ったら何をするのかメモしておくとかっていうのは結局TODOの作り方なわけで、それならもうやってる(そして失敗してる)。やっぱりメモ(覚え書き)が、家、研究室、ノートで散逸してるのが問題なのかなぁ、良い方法がないか調べてみよう(そうしてやるべきことがまた一つ増える...)
「メモをとりまくる」という方法、要するに、やっていることの目的を書いて、調べた内容、考えた内容、起きた事を逐一メモして後でまとめるという方法、これだと作業を中断しても確実に元の状態に戻れるし、今何をしているのか、何を目的として何が問題なのかがわかるから集中もできる、問題はメモが散逸しまくるのと、まとめるのがとても大変という問題がある。でも、自分がおもいつく限りだとこれが一番良い気がする。多分、メモの管理の仕方を工夫すればどうにかなるんじゃないのかなぁと思ったり。
よくサーバの構築・管理・運用に必要な知識や能力をスキルといい、UNIX入門者の人達はこの「スキル」の習得を目指して、「スキル」のある人の基で日夜修行に励みます。ですが、この「スキル」って一体何なんでしょう?能力?それとも知識?どうも両方がごっちゃになって「スキル」という言葉が使われている気がします。しかもその指す範囲はあまりに漠然としているのではないだろうか。あなたが持っている「スキル」とは5年後も使えるモノですか?トリビアになっていませんか?
前置きが長くなったんですが、自分は今まで「スキル」という言葉の上辺だけを求めてきていたんじゃないかとここ1、2年思うようになってきて、その中で本当のスキルと勘違いスキルの違いについて考えるようになりました。 書いてて長くなりそうなので結論から、プログラミングのノウハウで高林さんが書いているノウハウの種類分けと上で挙げたスキルの種類分けというのは同じじゃないかという結論です。で、雑多なノウハウっていうのが勘違いスキルにあたるわけです。
あ、ちなみに雑多なノウハウ=意味の無いものというわけではなく、工学系の学生を対象としたときの話なので、雑多なノウハウ=本質的でないという話です。
昔は「スキル」があると言うと雑多なノウハウに詳しい事を指しているような気がしていろいろやってきましたが(しかも広く浅く)、最近はそれが器用貧乏の元になってしまっている気がしてなりません。上辺だけ知って知ったつもりになっていたわけです。でも「スキル」として重要なのはその先にあったわけです。
おかげで今になって基本に立ち戻って勉強しなおしています。器用貧乏で良かったと思ったのは、逆に今基本に立ち戻ったからこそ基本的な事を(大学の講義のような)興味深く勉強できるようになったことです。
皆さんの持っている「スキル」は大丈夫?(自戒も込めて)
(...あかん、この文章読みにくい、後日修正加えます)