よし、ついにこういう本がでるようになったかー。目次を見てて、ぬぉかなりまともな内容じゃないかと思ってたら、著者はLinux萌え萌え大作戦の人たちだったのね。そらまともな内容だよと思った。目次を見た限りでは良い意味でデスクトップ周りに限定し、必要な部分を細かく説明してくれているようです。特に、4章や6章の内容はweb上や雑誌等では日本語の情報が全くないので、こういう形でまとめられているのはかなり助かると思います。
また、昔から今に至るウィンドウマネージャにも触れ、デスクトップを飾ることの意義をとくとくと説明する力のいれ様は、はっきりしたポリシーを感じることができます。価格も2000円と普通なので買ってみてはどうでしょうか。
あとLaLaを購入、LaLaは買い忘れていたこと自体を忘れていた。これって楽しみにしている連載が無いっていう事なのか、確かに突き抜けて面白い連載ってのが最近は無いしなぁ。
というわけで今月の感想、どうも後向きなのは疲れてるからかしら。ホスト部は面白いんだけど、どうも先週のインターバルっぽい話だったのでスーッと流れていってしまった。遥か〜はいきなり急展開なんだけど雰囲気が全然そんな感じじゃなかったので戸惑った。セーラー服にお願いはまるで打ち切りのような勢いで(実際次で終わるみたいだけど)話を畳みだした。まだ迷走してるなぁ。今月号で一番良かったのが会長はメイド様かしら、絵がちゃんと安定して綺麗、これからが期待できる人だと思う。LaLaの新人さんは微妙なんばっかりだったんで是非頑張って欲しい。
年上の彼女は正直、努とあげはのいちゃつきはどうでもよくて、周りの他人が絡んで話が進んでいくところがやっぱり面白い、大学の先輩達の出番が相変わらず少ないのが残念でならない。いちゃつきがどうでも良いのは主人公である努に全く魅力を感じないから。
Twitter の TL 上で、公開直後から絶賛の嵐が吹き荒れ、知り合い内でも凄いという評価だったエヴァンゲリヲン破、このままだとネタバレを踏むのは時間の問題だったので、早く帰るついでにさっさと観に行ってきた。ちなみに、エヴァ自体は放送当時は観てなくて、大学に入ってから TV を観返して、大学院時代に劇場版を観た。序は DVD で観た。
感想は...、作画がしっかりしてるから面白くない訳ではないけど、本筋は以前のと変わらないから、序とそんな違い無い。
ショックだったのは、このアニメについての自分の感想ではなくて、「これだけ賞賛されている作品のどこが面白かったか」を理解できないことです。これは、期待値が大きくなりすぎたとかは関係ない(期待値が大きいなら、「あー確かにこれはすごい」って"評価"できる)。
これがなぜ、ショックだったかというと、漫画に限らず話を考えるとき「人はこういうことに感動する」とか「こういう展開だと盛り上がる」っていう他人と評価軸を同じくして共感できる力が大切なんですよ、で、どこが面白かったかわからないっていうのは、その力が無いも同義で、物語を作る上ではかなり致命的なんです。
もう、3 年前の時をかける少女を観に行ったときと全く同じ。終わった後、凄かったーとかどのシーンが良かったとかすごい盛り上がりながら帰る他の客の横、知り合いのネタバレ感想でどこが良いと言ってたか即行で確認したけど、納得できずに、その場で携帯抱えながら頭も抱えた。
トボトボ帰りながら、熱を治めると、どうも、「自分の中のエヴァ像」が否定されて行っているのが、作品にのめり込めず「そのシーンはそうじゃないだろ!」的な自分の想像と違った事が単純にそういう評価を妨げているんじゃないかという気がしてきた。
ネタバレ感想を読むと、どうも当時エヴァがトラウマになった人、旧劇場版否定派によくウケている気がして、そうでは無い自分の中にはこのエヴァを受け入れる素地が無かったのでは無いだろうか。根本的に、見方がまずかった、という事あるのかもしれない。自分は、旧劇場版を全肯定しています。
というわけで、来週末までにもう一度行って、そのまま大学時代の先輩達と何が良かって、何が面白かったのか、話をしてきたいと思います。あー、マジ楽しみだ。