_ STB 管理アプリケーションサーバ
STB のリモコン操作がレスポンスがとても悪く、非常にストレスフルな為、どうにかしたいと考えていた。STB の操作がスマホのアプリ経由で出来るという事がわかったので、通信内容を tcpdump しながら調査してみた。その結果、通信内容をエミュレートしてあげるだけで STB の操作がアプリと同程度には出来そうな事がわかった。
作成したアプリケーションサーバは、電源の on/off, 特定のチャンネルへの変更をサポートしている。
やりたいことが出来ることがわかったのでモチベーション低下中...
firefox でのキーバインドのカスタマイズは Firefox Add-ons: Shortkeys (Custom Keyboard Shortcuts) for Firefox を使っているけども、(Quantum 以降の) firefox は、予め設定されたキーバインドが存在する場合、そちらを優先するようになっている。そのため、Shortkeys で crtl+n を設定しても、それは無視され新しいウィンドウが表示される。
下記のサイトを参考に、/usr/lib/firefox/omn.ja を修正する方法で、Ctrl+n でウィンドウが新規に表示されるのを抑制し、Ctrl+s でページ内検索が呼ばれるように出来ることを確認した。
そしてその修正を元に、firefox のソースに対して修正を加える patch を下記の通り作成した。利用している Linux distribution が Gentoo の為、これを /etc/portage/patches/www-client/firefox/ 以下に配置しておくとビルドの度にパッチを反映してくれる。
この patch は上記の通り、Ctrl+n でウィンドウが新規に表示されるのを抑制し、Ctrl+s でページ内検索を呼ぶように修正している。
↑の記事のメインは拡張パックのアナウンスだけど、その中で PC TV Plus 本体の ver4.0 の更新が案内されている。しかも、拡張パックへの対応だけではなく、J:COM STB との連携が強化されている。
正直、機能追加や改修はもう無いものと思っていたので、今回の発表は驚きだった。nasne の販売終了があり、その分を PC TV Plus の強化で補うという事なのだろうか。期待できるのは、拡張パックで BD/DVD 書き出し時の編集に対応しているという点で、書き出し処理に修正が入っている可能性がある (バグを入れ込んでいる可能性もありますが)。また、更新内容を見ていると、「ひかりTV for docomo のユーザが”PC にダウンロード済みの番組のためスキップ”と表示されて書き出し出来なくなる症状の原因を調査している」という説明があり、自分の環境で起きていた同様の現象が解決するかもしれない、という希望が出てきた。
とりあえず、ver4.0 に更新して、以前は「PC にダウンロード済みの番組のためスキップ」と出て書き出しもアップロードも出来なかった番組について、アップロードを試みたところ、上手くいった。ただ、ver4.0 にしたおかげなのか、番組再生期限を伸ばす操作をした影響なのかはよくわからない。
上記の一年前は書き出しできなかった番組も、Blu-ray への書き出しにも成功した。
これで、拡張パックでの SeeQVault 対応も含めるとうちでは PC TV Plus だけで当初の目的が達成できるようになった。